月夜原農園(長野県南佐久郡)

株式会社月夜原農園

 

  • 所在地:長野県南佐久郡久穂町畑3235-3
  • 採用形態:夏期アルバイト・インターン(実地研修)
  • 給与    :日給8000
  • 資格   :特になし
  • 時間    :要相談
  • 待遇    :貸し寮あり
  • 社員数:7人
  • 特徴:3つの栽培方法の複合型農業経営
★月夜原農園って何をやっているの?

月夜原農園は、7haの農地で、慣行農法だけなく施設栽培や有機栽培など、農法に捉われずに、未来を見据えて農業経営しています。特に、稚拙栽培、有機栽培は、現状黒字にはなっていませんが、将来的に慣行農法が頭打ちになった時に、すぐにシフトできるよう、先行投資しています。また、有機栽培については社員からも「やってみたい」という声がありましたので、常識に囚われず、慣行栽培と同じ圃場で始めました。実際、有機栽培で使っている堆肥や石灰を慣行栽培にも使ってみると、すごく野菜の状態が良かったりするので、一緒にやることの利点もあります。この3つの栽培方法をすべてやるというのは、全国的にも珍しいのではないかと思います。

★なぜやっているの?(歴史やおもい)

約25年前、北海道から、長野県佐久穂町に新規就農してきました。はじめはリンゴ園だったのですが、年に一回しか収穫できずリスクが高いので、現在の白菜の慣行栽培に変更しました。

地域の新規就農者第一号だったこともあり、代々佐久穂町で農業を営んでいる土着の人も、新規就農で佐久穂町に来た人も、分け隔てなく周囲に集まり、また慣行も有機も関係なく栽培していることから、どちらの方も集まり、今では地域全体で、「慣行も有機も新規就農者も関係なく、農業で地域を盛り上げていくんだ!」という共通認識が広がっているのは、佐久穂町の良いところです。

★何を目指しているの?(農園の5年後、10年後、30年後)

若者が農業で生計を立てられる、そんな地域、組織にしていければと思っています。最近、若者の新規就農はあたりまえな風潮がありますが、まだまだ、「東京でダメだったから農業」という、逃げ道としての選択肢が多いように感じています。もちろん、その背景事態は否定しませんが、どのような事情であれ、せっかく農業を選択するならば、「農業で食っていこう」という気概や希望を持てるような、ポジティブなものにしていきたいです。

「農業では食べていけないからやめておけ…」そういう言葉も、耳にします。でも、本気でやれば、食べていける、そういう認識に変えていきたいです。生活するにしても、法律にしても、農業だって他の産業の人だって、変わらない。社員が、「農業の中ではまだいいじゃないか」と自分に言い聞かせるのではなく、胸を張って「私はこれをつくっているんだ!」と言えるような会社を目指しています。

★どんなことやるの?(仕事の内容、求めていること)

夏の白菜収穫は、本気でやっているからこそ、かなりハードな仕事になります。だからこそ、実地で農業を学ぶという意味では、とてもタメになるのではないかと思います。また、慣行農業と有機農業、そして施設農業の3つを一つの圃場で実践しているという稀な農園ですので、その視点の学びも提供できるのではないかと思います。

夏のシーズンのバイトや、本気の農業を体験してみたいという方は、受け入れの相談受け付けておりますので、ぜひ、ご連絡ください。

★ちょっと先輩からのお言葉

うちの農園は、慣行農業だけでなく有機農業もやっているという特徴があります。

農業のイメージとして、のんびりとしているように思いがちですが、しっかりと計画を立ててつくっていく、そういう楽しさもあります。そして、なによりも、野菜がうまい!作付けして、収穫して、食べる。会社員やサラリーマンでは得られない、第一次産業の幸せ。もちろん、経験しなくても生きていけますが、あえてそれを経験できることに価値があると思います。農業でどうやって食べていけるのか。農業でいかに生きていくのかを総合的に、実践しながら学ぶことができます。

(中村さん 男性30代前半)

<募集要項>

採用形態 夏期アルバイト・インターン(実地研修)
資格 特になし
給与 日給8000円
時間 要相談
待遇 貸し寮あり

 

<会社概要>

会社名 株式会社月夜原農園
代表者 結城 哲治
設立 2015年 8月 1日
所在地 〒384-0701 長野県南佐久郡佐久穂町畑3235-3
TEL 090-8032-2274
メール bnbn531@gmail.com