「われらまちの農縁団」では、(一社)日本ES開発協会と協力のもと、11月3日(土)、11月26日(土)に、これからの持続可能な発展を実現する経営のあり方について考えるためのセミナーを開催いたします。
私たちは、日々、農業経営者の皆さまと共に6次産業化プロジェクトを推進したり、冬の間でもお給料を支払える仕組みをつくったり、クレド(行動指針)をつくるワークショップを開催したり、これからの新しい経営の実践に向けてサポートしております。
今回、セミナーでお話しいただくゲストスピーカーのお二人は、特に、“先進的”な経営をされておりますので、皆さまの今後の経営にも大きく影響を与えてくれるのではないでしょうか?
日程: 11月3日(祝)初日講演 10:30~12:30
場所: 有限会社人事・労務 3Fセミナールーム 【MAP】
東京都台東区松が谷3-1-12 松が谷センタービル
ゲストスピーカー: 有限会社おづつみ園 代表取締役社長 尾堤 宏 氏
有限会社おづつみ園の尾堤社長は、埼玉県春日部市で旧くから愛されるお茶屋の4代目。常に新しいことに取り組み、一企業としてのみならず、「春日部」という地域全体に対して、新しい風を吹き入れる春日部の越境人材的リーダーです。また、おづつみ園は、「第1回日本でいちばん大切にしたい会社」大賞を受賞しており、その社員を大切にするES経営は全国から注目を集めています。
尾堤社長が地域で取り組み始めた「JAZZ DAY」は、今年で10年目のこのイベントは、いまや地域で暮らす方々の生活の一部になっています。
地域との関係性を切っても切り話すことができない農業経営。だからこそ、地域のリーダーとして、他の地域、文化を取り入れながら、地域に変化を与えられるリーダーになれるのではないでしょうか。
[プログラム]
10:30 開会のご挨拶
10:40 基調講演 〈有限会社おづつみ園 代表取締役社長 尾堤宏氏〉
11:15 トークセッション〈尾堤宏氏×(一社)日本ES開発協会 理事長 金野〉
11:55 閉会の挨拶
12:00 閉会
日程: 11月26日(土)最終日講演 15:00~17:00
ゲストスピーカー: 有限会社ココ・ファーム・ワイナリー 専務取締役 池上 知恵子 氏
場所: 日光東照宮 平成の間 (栃木県日光市山内2301) 【MAP】
「自然とともに働く日々は、知恵遅れと呼ばれ続けてきた少年たちを、知らず知らずのうちに、寡黙な農夫に変えていきました。」
ココファームの歴史をたどると、このような言葉に出会います。
1950年代、知的な障害をもつ若者たちが、寒い日も、暑い日も、山の斜面を耕し、600本の葡萄の苗を植えたのが、ココファームのはじまりでした。1980年代からワインづくりを始めると、2000年の沖縄サミット、そして2008年の洞爺湖サミットで、各国のリーダーの方々へ提供される、国産を代表する品質のワインへ。
ただ美味しいだけではない。ただ障がい者がつくっているだけではない。
その両方があってこそ、生まれた日本最高級のワイン。
今回ゲストスピーカーを努めてくださる池上専務は、創業者のご息女。その歴史、取り組み、変化など、社会貢献だけではない本当の価値を生み出すヒントを、ココファームから学びます。
[プログラム]
15:00 開会
15:05 ご挨拶:(㈲人事・労務 代表取締役 矢萩大輔)
15:20 基調講演:(COCO FARM & WINERY 専務取締役 池上氏)
16:10 トークセッション:
「社会貢献と美味しいワインの2色が織りなす持続可能な経営の実践」
16:50 質疑応答
17:00 閉会
お二方からは、これからの農業という「はたらく」ことの新しいカタチのヒントを得られるのではないかと考えております。考え方や、その取り組みの数々から学び、皆さまと共になにか一つでも実践に移せればと思っております。
ご参加頂ける方は、下記フォームから、お申し込みください。
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